デジタルサイネージ設置のための10のアクションリスト
このアクションリストは、NSCAで行われた、BTV+社のセミナーで利用されたものだ。 デジタルサイネージを導入するシステムインテグレータに向けて用意されたもので、10段階に分けて設置、運営までの注意点をまとめている。
1.Display Decisions Made
どんなディスプレイをどう利用するか? スクリーンサイズ、画面分割方法、表示サイクルなどを設置場所、ターゲット顧客、アピールしたい情報によって選択。
大型フラットパネルを天井から吊るすのか、小型LCDを商品棚に組み込むのか。 高い位置に設置されたディスプレイは遠くの客を引き寄せる効果はあるが、真下から見上げる客は少ない。
2.Content Ingest .Receiving Files
コンテンツ準備。 必要に応じて著作権、利用規約などを配慮
スポンサーから素材を受け取る。 製品写真であったり、イメージビデオであったり、ロゴデータだったり。 楽曲や人物などについては、使用回数、使用期間などが制限されていることがあるので注意が必要。
3.Formatting for intended screen
受け取ったコンテンツを実際に利用するスクリーンにあわせて再加工
様々なフォーマットで受け取った素材を、表示端末に合わせて加工。 MPEG再生型のプレイヤーの場合は、編集して一つのMPEGファイルにまとめる。
4.Storage
使用するコンテンツが最終承認を受けた形で準備され、保管されていること
データをどこに保管するか。 配信の方法、帯域によって、端末はディスクレスでセンターからすべて送るパターンと、端末側にコンテンツをすべて用意して、センターからはプレイリストだけを送る場合がある。
5.Scheduling
コンテンツの表示順序、表示時間を決定するプレイリストの準備
用意したコンテンツをどういうスケジュールで表示するのか、多くの場合は複数用意されたコンテンツを、曜日、時間帯、設置場所により使い分ける個別のプレイリストを用意する。
6.Network Deployment
コンテンツ配信ネットワークの準備
それぞれのディスプレイにコンテンツを配信するネットワークを準備。 センターからWAN、衛星、電話回線などを使って店舗に配信したあと、店舗のサーバーが個別のディスプレイを制御する。
7.Media Transport
コンテンツ配送の確認。 各ディスプレイにプレイリストとコンテンツが正しく到着するか
使用するネットワークによっては、トラフィックによってコンテンツの到着に遅延、パケットロスなどが起きないか確認。 一つの経路が使えなくなったときのための、バックアップも考える
8.Display Controller
コンテンツを再生するディスプレイの集中管理
ディスプレイの電源、プレイリストの再生、現在なにが表示されているかなどをオンサイトまたは、センターから集中管理。
9.Display
ディスプレが受け取ったコンテンツを正しく再生できているか
10.Compliance Reporting
ディスプレイで再生されるコンテンツが、スポンサーとの契約を満たしているか
商品写真、ロゴなどは色合い、アスペクト比が微妙にずれるだけでもスポンサーとの契約違反になる可能性がある。 表示端末によって、同じコンテンツをワイドスクリーン表示しアスペクトが変わるような場合は十分に注意が必要。

