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November 30, 2006

Windows Vista ビジネス向先行出荷開始

世界でも有数な大企業が1万人の従業員と5年の歳月をかけて新製品を開発したのに、一体誰がこの製品を欲しがっているのかいまいち不明。 こんなこと普通ありうる?

というのは、今日のマーキュリーニュースのテックコラムの冒頭の文章である。

Imagine this. One of the world's most powerful monopolies puts 10,000 people to work for five years to create one new product. And nobody is really sure if anyone wants it. How's that for a gamble?

http://www.mercurynews.com/mld/mercurynews/business/16125519.htm

マイクロソフトは開発費総額を明らかにしていないが、エンジニア一人のコストが年間20万ドルとすれば、Windows Vistaの開発費総額は200億ドルにも上る。 これは、原子爆弾が開発されたマンハッタンプロジェクトにも相当する大規模な製品開発だ。

では、一体誰がWindows Vistaを待ち望んでいたか? マイクロソフトがXPのリリースから5年もかけて次の製品の準備をしている間に、インターネットの世界では日進月歩で新しい技術やテクノロジーが生まれ、実用化されている。 今では表計算もワープロもブラウザ上で無料でできるし、人がコンピュータに求める機能はOSではなく、インストールするアプリでもなく、ネット上に求める方向が進んでいる。 

発売前から時代遅れ。

それでも、Windowsの新OSはパソコンの買い替え需要を生み、周辺機器、ソフトの市場を盛り上げ、Windowsに依存するソフトメーカやハードメーカには対応するための新規開発、新製品、アップグレードとビジネスを産んでいることは確か。 

しかし、これはユーザが望んだものではない。

マイクロソフトはXP直後にVista(Longhorn)の開発をスタートしたが、今度はどうだろうか。 これから5年後にリリースするOSを今作り始めたら逆に遅すぎる。 ビルゲイツ無しのマイクロソフトは方向転換ができるのだろうか。

上記のコラムでも、Vista may be last of its kind と予測している。、

November 22, 2006

検索順位至上主義

Webサイトのリニューアルの仕事を頂いたクライアントさんから、引き続きSEOやSEMの仕事を頂くケースが増えています。 SEOはSearch Engine Optimization, SEMはSearch Engine Marketingの略で、SEOの方は一般的に特定のキーワードで検索されたときにサイトが上位に表示されるようにする作業、SEMはもうちょっと広い意味でサーチエンジンを使ったマーケティングを意味します。

Googleなどで検索を行うと、左側に表示されるのが一般検索の結果で、オーガニック(Organic)、右側に表示されるのはスポンサーがお金を払っている広告で、PPC (Pay Per Click)と呼ばれています。

自分が検索したときのことを思い浮かべてみると分かりやすいと思いますが、探しているものによって、オーガニック重視で結果を調べる場合と、PPC広告も参考にする場合があります。

一般消費者が特定のブランドではなく目的別に商品を探しているようなケースでは、オーガニックの結果のほうがCCPより 5倍近いクリック率があるそうです。 逆に、B2Bでブランドを絞っての検索では、個人ページをフィルタする意味でも、いきなりCCPから目的のサイトを探すパターンもあります。

いずれにしても、自分のサイトで売りたい製品を検索したときに、1ページ目に表示されるかどうかはWebサイトのアクセスや、セールスに大きな影響を与えることは間違いありません。 

検索上位でなくても良いケースがあるとすれば:
■ すでに目的のWebサイトや、会社のことを知っている人が、URLがわからず検索している。
(このケースでは見つかるまで何ページでも検索を続けてくれるのでトップ表示でなくても大丈夫でしょう)
■ Webサイトは既存の顧客のためのカタログ的な用途しかなく、Webからの新規顧客獲得は想定していない。
■ Webサイトは、情報公開の必要に迫られて便宜上置いてあるだけ

逆にいうと、(上記の例を除いて)ビジネスのWebサイトを持っている以上、適切なキーワードで検索上位に表示されることは、印刷したダイレクトメールを発送するのと同じくらい重要なことといえるでしょう。