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October 31, 2007

Google君に画像文字は読めません

せっかくサイトを作ったのに、全然アクセスがあがらないという地元サニーベールの公証人さんからコンサルティングの依頼を受け、彼が友人に作ってもらったというサイトを調べてみました。 で、早速彼のサイトにアクセスして、ちょっとソースを見てみると・・・。
あらら。 これでは検索エンジンからサイトを隠しているとしか思えないようなつくりになっています。

Webサイトはこれを見る人間にわかりやすいように作るのが基本ですが、検索エンジンのランキングが重要なビジネスのサイトでは、検索エンジンからどう見えるかを意識してのサイト作りも非常に重要です。 検索エンジンに載らずに誰も見に来なかったら、人間様に見やすいサイト作りをする意味がないので、検索エンジンを先に持ってきてもいいくらいです。

彼のサイトで見られた典型的な「やってはいけない」ポイントはこれでした。

1. 強調したい部分が全部画像に
会社名や、業務内容のキャッチコピーとなる各ページの一番上に表示されている部分が全て画像で作られていました。 目を引くデザインにしたいので、文字を装飾するより画像で作成したかったのはわかるのですが、Google君(各サイトを徘徊し、どのページには何が書いてあるか調べてランク付けをするプログラム)には、画像で書かれている文字が読めないのでこの部分は全てスキップされてしまいます。 どうしても画像文字を使う場合はAltタグをちゃんと入れたり、テキストで同じ内容を繰り返すなどしないと、サイトの一番重点を起きたい部分を隠す結果になってしまいます。 他にも、せっかくテキストで書いているのに、強調にフォントサイズやフォントカラーを直接指定している箇所がありました。 強調したい部分には、<Hn>タグや<Strong>タグを指定し、色やサイズはCSSで別に設定するほうがベターです。

2. ページタイトルの無駄遣い
彼のサイトは一般的なつくりで、トップページの他に Contact us、About us、Servicesなどと続くのですが、各ページのタイトル(ウインドウの一番上に表示されるやつです)が、そのまま:Welcome, Contact us, About usとなっていました。 ページタイトルは、このページに何について書かれているページかをGoogle君が判断する重要な要素なので、welcome だけってのは勿体無いし避けたいものです。 といって、キーワードを詰め込みすぎるのも良くないので、彼の場合は
Top Page: XXX (会社名)Mobile Notary Serives, Sunnyvale, SF Bayarea
なんて感じに、検索キーワードに選んだ語句をうまく使うほうが良いのです。

3. Metaタグがない
Google君などに、こちらから「このページは何のページだよ」と明示的に伝える方法として、HTMLソースに書き込む、Meta Descriptions、Meta Keywordというタグがあります。 最近では、ここにページと全く関係ない内容を書き込んだり、延々と商品名を書き連ねるなどの間違った利用法が増えたため、あまりGoogleやYahooでは重要視されなくなっていますが、それでも書いたからといってマイナスになるという話はいまのところ聞きません。

4. Google Mapへの登録
Googleで地域をキーワードの一部に入れて検索をすると(Sushi restaurant in Mt. Viewのように)、検索結果の上部にGoogle Mapに登録されたビジネスのリストと地図が表示されます。 これは、無料で登録できるので利用しない手はありません。 同じキーワードでMapへの登録が少なければ、簡単に検索結果のトップ表示を狙うことができます。

他にもいくつか直ぐに直せる点がありました。 検索順位が低い(どころかヒットしない)理由も、これだけ明確だと対策して効果がすぐに期待できるのでやりやすいです。 メディアクラフトのWebリニューアルコンサルティング、初回は無料です。 ご相談ください。

October 25, 2007

CHAMBER OF COMMERCE 商工会議所

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地元のビジネスのネットワークを広げる目的で今月から市の商工会議所のメンバーになりました。 今日は午後から毎週木曜日に行われている小グループの勉強会で、Webビジネスについてのプレゼンテーションを行い、夜はダウンタウンの、Scruffy Murphy'sで開催された月例のメンバーミキサーに参加してきました。
商工会議所というと堅苦しい感じがしますが、地元でビジネスを営むおっちゃんやおばちゃんが集まって、情報交換をしたり、お客さんを紹介し会ったりととても有意義でかつ楽しい集まりです。 商工会議所の集まりにイソイソと出かけてゆくようになった私に、カミサンから「商店街の寄り合いにいくおっちゃんみたい」と言われました。 まさにそんな感じです。

とはいえ、そのネットワークの広さと強さは地元でビジネスを行う以上無視できないものがあります。 メンバーの中には、「公私共に車の修理からドクター、買い物、不動産に至るまで Chamberのメンバーにしか頼まないし、自分のビジネスのお客さんはほぼ100%の商工会議所のメンバーかその紹介」という人も多く、商工会議所内完結型のビジネスもあるくらいです。


アメリカでビジネスをする以上、日本のお客さんや、アメリカにいる日本人だけをターゲットにするのではなく、地元のアメリカで暮らす人(アメリカ人とも日本人とも限らない)をターゲットにビジネスを展開したいものです。 その時、あなたを助けてくれるのが地域のネットワーク。 そして、大昔からあるその形態の一つがChamber of Commerceなわけですから、参加しない手はありませんね。

商工会議所の会員になるには、その市に住んでいる必要はありません。 多くのメンバーは近隣のほかの市の商工会議所にも参加しているそうです。 また、商工会議所のイベントは、ビジターにも門戸を開いているので、地元ビジネスをされている方、会社には一度イベントに参加してみることを強くオススメします。

October 24, 2007

アメリカでのオンラインショップの始め方

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米国でオンラインストアをオープンしてネットで商品を販売したい場合、ショッピングカートと決済方法を最初に決める必要があります。

ショッピングカートには大きく分けて、自社サーバで運営するか、月額料金を払ってレンタルするか、モールに出店するかの3通りがあります。 (他にも自力で構築や、カートシステムを導入せずに単品決済にするなどの方法がありますが、ここでは割愛します)

英語のみのショッピングサイトを構築する場合は、条件や想定される取引量によって自分のビジネスに合ったプランを選べばよいのですが、日本語と英語の両方、または日本語だけでカートを構築したいとなると、日本や多言語にしっかり対応しているシステムが少ないため選択範囲はかなり絞られてきます。

では、日本産のショッピングカートを最初から使用すれば良いような気もしますが、米国の地域別のセールスタックスやUPSやFedExの送料自動計算などに対応していることを考えると、少なくとも発送対象地域に米国が含まれる場合は、米国産のカートを使ったほうが便利です。

そして、発送先が日本になるケースも考えると、単純に表示メッセージを日本語で表示できるだけでなく、日本語の住所などの入力にも対応していることが求められます。 
カートのローカライズ(日本語対応)については、オプションで日本語パッケージを用意しているものから、自力でソースコードを編集して直接翻訳しなければいけないケースまで色々ありますが、多言語対応でメッセージ部分が言語別に編集できるようなカートがオススメです。 最初から日本語パッケージを用意されているものでも、こちらでありがちな「へんな日本語」だったりすることがあるので、自分で編集できるのに越したことはありません。

また、カートのメッセージ以外にも承認メール、ユーザに入力してもらうフォームなどの文字エンコーディングをちゃんと編集できるものでないと後々苦労することになります。

こうした条件を考えると、現在こちらで利用可能で、日本語への対応がしっかりしているカートは限られてきます。 それでも価格はオープンソースの無料のものから、買取式で数百ドルから数千ドルまでいくつかありますので、前のエントリーを参考に購入前にメーカのサポートにしつこいくらいに質問して納得のいったカートを選びましょう。 多くのカートは買取式でも、レンタルでも30日くらいのトライアル期間がありますので、実際にサイトをオープンする前に、ユーザのつもりになってあらゆる機能を試してみることが重要です。

決済方法については、月々の想定利用料から固定の月額フィーを大目に支払って、トランザクション毎の手数料を下げるか、月額固定費を抑えて、トランザクション毎の手数料を多めに支払うかなどでビジネスにあったプランを選びます。 こちらのカートではクレジットカード決済は必須になりますが、必ずしも Marchant Accountを取得しなくても、少量の取引であれば PayPalやGoogleの決済代行サービスを使用することができます。

October 22, 2007

良いサービスの簡単な選び方

chat.jpg

お客様から、ホスティングサーバ、ショッピングカートなどのサービスのお勧めを聞かれることがあります。 私なりに経験からご予算に合わせてお勧めを紹介していますが、今回は簡単な良いサービスの見分け方のポイントを一つご紹介します。

ホスティングサービス、ショッピングカートなどは価格や機能などで必要に応じてサービスを選んで行きますが、それでも同様のサービスで値段がピンからキリまであったりして、初めての場合はどれを選んでよいか迷ってしまいます。

Webサイトでレビューを調べようとして、「Hosting Review」などのキーワードで検索すると、表示されるホスティングプロバイダのレビューサイトのほとんどが、ホスティング会社が運営しているものだったりします。 しかも、よく調べると同じ住所の会社が何件も別名でサービスを行っていて、自社サービスばかり上位にあげて比較表まで作って、「慎重に比較検討した結果」を自演しているケースもあります。

一番良いのは、そのサービスを使ったことがある人に聞くことです。 レビュー関連のサイトでも、自演モノでないところには必ず、ユーザがレビューを投稿したり、情報を交換する掲示板がついているので、周りに利用者がいない場合は、そういったところで質問をしてみるのもよいでしょう。

そして、私がもっとも重視するのは・・・

サービス・サービス・サービス

私が新しいサービスを選定する上で重要視しているのは、テクニカルサポートの質と速度です。 どんなに、すばらしい仕様でも、どんなにお得な価格でも、困ったときにサービスがしっかりしていないところはダメダメです。 

すなわち:
・サイト上で24時間オンラインのチャットによるサポートが用意されていること(そしていつもAvailableであること)
・サポートがこちらの質問に対して、まともな英語で迅速に的確な答えを出してくれる

これ、とても重要です。

試すのは簡単。 そのサービスのWebサイトに行って、上にあるようなオンラインサポートのリンクを探します。 電話で24時間サポートを提供している会社もありますが、チャット形式をお勧めします。 その理由は:

・URLやファイル、エラーメッセージのやり取りなどに便利

・記録が残る:私はサポートとのチャットは全てコピペして保存しています。 後日メールする際にも便利です。

・言葉の障壁が少ない:こちらも日本人なら、あちらもインド人だったりで、電話だと訛りのある英語どうしで伝わるものも伝わらなかったりします。

サービスを提供しているにもかかわらず、いつも担当が不在だったり(Be Back in 5 Minutes! )、つながるまで待たされたり(You are 5'th in the que)するようなのは避けたいです。

試しにつないでちょっとややこしい質問を投げてみて、すぐに解決できるようだったら合格です。 中には、マニュアルどうりの回答しかできない人や、反応が異様に遅いかけもちサポートもいるので、ここで見極めます。

最後に、いいサポートをしてもらったら、相手にお礼とその後にサーベイが表示される場合は、担当者の名指しで満足したことを伝えておきましょう。 


まだこうしたサービスを値段で選ぼうとしている人:夜中の3時にこちらの手違いで急にサーバーが落ちてしまった時に、優秀なサービスにすぐつながるかどうかはお金では買えませんよ。

October 17, 2007

Webサイトのリニューアルを行う前に考えておきたいこと

サイトリニューアルの際に気をつけて起きたいことなど基本的な点をまとめてみたいと思います。 みなさんがサイトを作成、更新される際の参考になれば幸いです。

ここでは商品を販売する目的のビジネスサイトを前提としています。

皆さんがビジネス用 Webサイトをリニューアルする場合、多くの場合その最終的な目的は売り上げの増加です。 もちろん、イメージの一新、商品の入れ替え、ショッピングカートなど新機能の追加など、具体的にリニューアルする内容は違っても、ビジネスサイトをお金をかけてリニューアルする以上、費用対効果を考えて予算と内容を決めてゆく必要があります。

ここでは商品を販売するサイトを例に取って見ましょう。 このサイトでは、現在一日に平均100人のユニークビジター(訪問者数)があり、平均1件の商品が売れるとします。 このサイトのコンバージョン(ここでは訪問者に対する受注率)は1%となります。 分かりやすいように簡単な数字にしましたが、1%のコンバージョンはかなり高い数字です。

このサイトが売り上げを伸ばす方法が二つあります。 一つは訪問者を伸ばすこと。 1%のコンバージョンがあるわけですから、訪問者数が一日1000人に増えれば、現在のコンテンツのままでも一日の売り上げを10倍の10件に伸ばすことが期待できます。

もう一つは、コンバージョンを上げること。 100人のユニークビジターの内、買い物をしなかった99人の理由を調べサイトナビゲーションなどの改善を行えば、アクセスが増えなくても一日の売り上げを10件に増やすことができるかもしれません。

一つ目の方法と二つ目の方法では、作業の内容も大きく異なります。 訪問者を増やしたいだけなら、検索エンジンからのアクセスを増加させるために、検索エンジンへの最適化を行ったり、Googleなどに広告を出してアクセスの増加を狙います。 逆に、訪問者の購買率を上げたいのなら、購入しなかった99人の動きを調べサイトのナビゲーションや構成に問題点が無いか見直し、改善を図ります。

どちらの方法でも重要なのは、今現在サイトへのビジターがどこからきて、サイト内をどう移動しているかを正確に把握することです。

幸い、今日ではGoogleのAnalyticsなどかなり詳しいアクセス解析ツールを無料で使用することができますので、リニューアルを実施する前にまずは現在の状況を正確も把握するために一定期間アクセス解析ツールでサンプリングを行い、解析データの分析を行います。

そうすると、次のようなデータが見えてきます。

・特定のキーワードで検索エンジンからたどり着いたユーザの購買率が高い(低い)
・特定の広告をクリックしてサイトにやってきた人は最初のページだけみてサイトから出て行ってしまう確率(バウンスレート)が高い
・特定のキーワードでたどり着いたのに、その製品ページに行き着いていない
・リピータが2度目以降の訪問で購買する率が高い

などなど。

こうしたデータを踏まえて、サイトの改善すべき点に優先順位をつけて行きます。 

・トップページから商品購入ページまでのクリック距離が遠すぎないか
・購買に結びつきやすい商品がトップページから見つかりにくくなっていないか

また、アクセスを増やすのにも、どのキーワードに注目して広告や検索エンジン対策を行えばよいのかが見えてきます。


このように、漠然と「うちのサイト、ダサいからそろそろイメージチェンジしたい」「オンラインの売り上げが低いからなんとかしないと」といった目的から、効果的なアクセス解析を行ったうえで戦略的にサイトリニューアルの方向性を決めてゆくことが大事です。

次回は(もしあったら)、検索エンジンとの上手な付き合い方について考えてみたいと思います。

メディアクラフトでは、Web開発、リニューアルの初回無料コンサルティングを行っています。 
お問い合わせは:info@mediacraftlabs.com

October 16, 2007

Google、YouTubeの著作権保護フィルタを発表

著作権を侵害するビデオが多数アップロードされていることで、著作権を持つテレビ局などから対応を求められていたGoogleは、月曜日から新しい違法ビデオのフィルタリングシステムを稼動した。 新しいシステムでは、著作権者からあらかじめ提供されたビデオと投稿されたビデオを比較し、著作権で保護されたコンテンツが投稿ビデオの中に含まれているかどうかを検出するもの。 著作権で保護されたコンテンツが見つかった場合、著作権者の選択によりそのビデオの投稿を拒否するか、または、そのビデオの視聴から得られたGoogleの広告収入を著作権者が受け取ることができる

Google releases video filtering system By Elise Ackerman Mercury News

なんだかまたGoogleはうまいことやりましたね。

1. 本物判定のためにテレビ局などから大量のオリジナルコンテンツがGoogleに預けられる。
2. 他人が勝手に使用して作成したビデオからも著作権者が広告収入を得ることが出来る。

大量のビデオを比較するフィルタリングシステムというものすごい技術ですが、上の2点もGoogleにまた大きな情報資産と収入をもたらすことになりそうな気がします。 特に、広告収入の件については、これまでYouTubeへの違法ビデオで受けた目に見えない損害を訴えていた著作権者に、発想を転換すれば収入源となりうることを示したわけです。 著作権者も人気ビデオでみんなが引用すればするほど宣伝になるばかりか、勝手に広告収入源となるというのは見逃せないでしょう。

海賊ビデオを編集してアップロードする人にも、それをみて楽しむ人にも実害を与えず、盗用された著作権者は裏手にとってそこから収益をあげることができる。 Googleもこれまでクレームの元だったテレビ局などが逆にYouTubeを利用した宣伝広告の効果を見直してくれるチャンス。 これはWinWinどころかWinWinWinWinの状況といえます。