Google、YouTubeの著作権保護フィルタを発表
著作権を侵害するビデオが多数アップロードされていることで、著作権を持つテレビ局などから対応を求められていたGoogleは、月曜日から新しい違法ビデオのフィルタリングシステムを稼動した。 新しいシステムでは、著作権者からあらかじめ提供されたビデオと投稿されたビデオを比較し、著作権で保護されたコンテンツが投稿ビデオの中に含まれているかどうかを検出するもの。 著作権で保護されたコンテンツが見つかった場合、著作権者の選択によりそのビデオの投稿を拒否するか、または、そのビデオの視聴から得られたGoogleの広告収入を著作権者が受け取ることができる。
Google releases video filtering system By Elise Ackerman Mercury News
なんだかまたGoogleはうまいことやりましたね。
1. 本物判定のためにテレビ局などから大量のオリジナルコンテンツがGoogleに預けられる。
2. 他人が勝手に使用して作成したビデオからも著作権者が広告収入を得ることが出来る。
大量のビデオを比較するフィルタリングシステムというものすごい技術ですが、上の2点もGoogleにまた大きな情報資産と収入をもたらすことになりそうな気がします。 特に、広告収入の件については、これまでYouTubeへの違法ビデオで受けた目に見えない損害を訴えていた著作権者に、発想を転換すれば収入源となりうることを示したわけです。 著作権者も人気ビデオでみんなが引用すればするほど宣伝になるばかりか、勝手に広告収入源となるというのは見逃せないでしょう。
海賊ビデオを編集してアップロードする人にも、それをみて楽しむ人にも実害を与えず、盗用された著作権者は裏手にとってそこから収益をあげることができる。 Googleもこれまでクレームの元だったテレビ局などが逆にYouTubeを利用した宣伝広告の効果を見直してくれるチャンス。 これはWinWinどころかWinWinWinWinの状況といえます。

