アメリカでのオンラインショップの始め方

米国でオンラインストアをオープンしてネットで商品を販売したい場合、ショッピングカートと決済方法を最初に決める必要があります。
ショッピングカートには大きく分けて、自社サーバで運営するか、月額料金を払ってレンタルするか、モールに出店するかの3通りがあります。 (他にも自力で構築や、カートシステムを導入せずに単品決済にするなどの方法がありますが、ここでは割愛します)
英語のみのショッピングサイトを構築する場合は、条件や想定される取引量によって自分のビジネスに合ったプランを選べばよいのですが、日本語と英語の両方、または日本語だけでカートを構築したいとなると、日本や多言語にしっかり対応しているシステムが少ないため選択範囲はかなり絞られてきます。
では、日本産のショッピングカートを最初から使用すれば良いような気もしますが、米国の地域別のセールスタックスやUPSやFedExの送料自動計算などに対応していることを考えると、少なくとも発送対象地域に米国が含まれる場合は、米国産のカートを使ったほうが便利です。
そして、発送先が日本になるケースも考えると、単純に表示メッセージを日本語で表示できるだけでなく、日本語の住所などの入力にも対応していることが求められます。
カートのローカライズ(日本語対応)については、オプションで日本語パッケージを用意しているものから、自力でソースコードを編集して直接翻訳しなければいけないケースまで色々ありますが、多言語対応でメッセージ部分が言語別に編集できるようなカートがオススメです。 最初から日本語パッケージを用意されているものでも、こちらでありがちな「へんな日本語」だったりすることがあるので、自分で編集できるのに越したことはありません。
また、カートのメッセージ以外にも承認メール、ユーザに入力してもらうフォームなどの文字エンコーディングをちゃんと編集できるものでないと後々苦労することになります。
こうした条件を考えると、現在こちらで利用可能で、日本語への対応がしっかりしているカートは限られてきます。 それでも価格はオープンソースの無料のものから、買取式で数百ドルから数千ドルまでいくつかありますので、前のエントリーを参考に購入前にメーカのサポートにしつこいくらいに質問して納得のいったカートを選びましょう。 多くのカートは買取式でも、レンタルでも30日くらいのトライアル期間がありますので、実際にサイトをオープンする前に、ユーザのつもりになってあらゆる機能を試してみることが重要です。
決済方法については、月々の想定利用料から固定の月額フィーを大目に支払って、トランザクション毎の手数料を下げるか、月額固定費を抑えて、トランザクション毎の手数料を多めに支払うかなどでビジネスにあったプランを選びます。 こちらのカートではクレジットカード決済は必須になりますが、必ずしも Marchant Accountを取得しなくても、少量の取引であれば PayPalやGoogleの決済代行サービスを使用することができます。

