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August 31, 2009

twitterのローカル検索を活用しよう

「twitter が新しくビジネスツールとして注目されているのは分かったけど、地元零細ローカルビジネスのうちの場合、どう活用すればいいのよ?」という話を良く聞きます。

たしかに、twitterは利用者層が広く、メーリングリストに加入したりサイトを訪問したりするより気軽にfollowできるので、既存・潜在顧客とのコミュニケーションツールとして便利なのは分かりました。だからといって、twitterを始めたその日から、たくさんのお客さんを相手に情報を発信できるわけではありません。誰もフォローしてくれない間は、虚しい独り言を続けることになります。

そんな暇は無い。発信すべき内容が無い。というビジネスの場合、どうtwitterを活用することができるでしょうか。

twitter

twitterの協力な機能の一つで、あまり多くの人に活用されていないのが、advanced searchです。twitterの画面には普通の検索ボックスがあるだけですが、実はtwitterには協力な検索機能があるのです。下記のリンクを直接叩いてみてください。

BBs%20SNS%20part1
http://search.twitter.com/advanced

ここでは、通常の検索に加え、以下のような条件を追加することができます。

特定の語句を含む、含まない
複数の語句のすべてを含む、どれかを含む
特定の言語で書かれた
特定の人のtweetのみ検索
特定の人あて(@)のtweetのみ検索

特定の場所に近い
特定の場所から、指定した距離範囲内

何月何日以降
何月何日まで

リンクを含む

これを上手に組み合わせれば、最新でローカルの生の情報を集めることができるわけです。

たとえば、クパチーノに先週オープンした、競合のフローズンヨーグルト店の評判を知りたいとします。検索キーワードを「frozen yogurt」、場所を「cupertino」期間を「2009-8-24以降」として検索すると、先週以降クパチーノの近くで、フローズンヨーグルトについての全ての発言を見る事ができる訳です。検索結果はあなたのfollowしている人に限らず、発言をblockしていない全てのユーザが対象となり、特定のユーザへの@発言も検索対象に含まれます。

上記の検索は、advanced searchのページでなくても、検索画面に直接以下のように書き込む事により、検索が可能です。

frozen yogurt since:2009-08-24 near:cupertino within:15mi

検索結果:
yogurt

簡単な文法なので、慣れてしまえばadvanced search画面を開かなくても直接条件文を書き加える事ができます。

検索語 since:いつから near:どこの近く within:距離範囲(マイル)mi

と、行った具合です。

商工会議所のtwitterの効能にskepticalだった仲間に以下のような検索結果をその場で見せてあげたら感動していました。

Sunnyale周域15マイル以内で、歯医者(dentist)についての疑問符付きの発言
dentist near:sunnyvale within:15mi ?

サンノゼ周辺50マイルで、コスチュームについての発言
costume near:"san jose" within:50mi

サンフランシスコ15マイル以内で、Best Italianについての発言
best italian near:"san francisco" within:15mi

これは利用しない手はありませんね。

August 24, 2009

ビジネスオーナなら、yelpを上手に利用しよう

yelp0

商工会議所でソーシャルメディア関連のセミナーをしてから、沢山のビジネスオーナーと話す機会があり、その結果多くのビジネスオーナがyelpを毛嫌いしている事が分かりました。彼ら、彼女らのyelpに対するイメージは:


悪意に満ちたネガティブなレビューばかり

事実に反するコメントを書き込まれたのに削除する手段が無い
yelpのせいでお店の評判が落ちている
自分のサイトより、yelpのネガティブなレビューがGoogleで検索上位表示されてしまう

ということで、「誰かが書いた悪い評価がお店の悪いイメージになっているのに、どうすることもできない」というのがyelpが嫌われている主な理由のようです。

たしかに、yelpはビジネスオーナーからの削除依頼に応じる事がほとんど無く、オーナーには自力でレビューに返信して解決するように勧めています。このため、訴訟騒ぎになっている件数も少なくありません。それでも、yelpは悪い評判も含めてそのお店の評価。yelp側で取捨することは極力しない、という方針で、実際に利用者にはその点が評価されて、信頼を得て大きくなったとも言えます。

では、ビジネスオーナーはyelpに書かれた悪い評価(negative review)に対してなすすべが無いのでしょうか。そんなことはありません。それどころか、Negative Reviewに上手に対処することでビジネスの評価を上げ、よりロイヤルなお客さんを増やす事ができるのです。

まず、余り知られていないのが、ビジネスオーナーアカウントの存在です。yelpは、訴訟問題などが増えたためか、ビジネスオーナーが専用のアカウントを無料で持つ事ができる仕組みを用意しました。

yelp4
ビジネスオーナーアカウントへのリンクは、なぜかとっても目立たないところにあります。ここからログインして、自分がそのビジネスのオーナーであることを証明すると、下記のような専用ページへのアクセスが可能となります。

yelp3

ここでは、自分のビジネスへのレビュー、レビューの参照数などの動向をリアルタイムに確認できる他、写真をアップロードしたり、ビジネスのインフォメーションを訂正したりすることができます。
実際に、営業時間などの情報はレビュアーが書き込んでいるため間違っている事が多く、オーナーとして正しい情報をアップロードできるのは助かります。

yelpの評価は悪口が目立つため、「悪い評判ばかり」というイメージを持っているビジネスオーナーが多いのですが、実際に統計を見てみると★一つの最低評価は全体の7%、★二つも8%と、悪い評価はごく一部である事がわかります。

yelp2

yelpがソーシャルメディアなのは、無記名ではなくレビュアーがそれぞれ自分のアカウントを持ち、名前(またはニックネーム)と顔(またはアバター)を出して評価をしているからで、あまりいい加減なことばかり書いている人や、一件しかレビューが無くてしかも極端なレビューというような人は、周りからあまり信頼されなくなります。
レビュアーとしても評価を得るためには、正直なレビューを書き続ける必要があり、不当な悪評価を与える事は自分の信頼も下げてしまうため、わざわざそういう評価をする人は少ないわけです。

それでも悪い評価をする人は、逆に考えるとよっぽどそのビジネスに対する期待が高かったと考えられます。ですから、そうしたレビューには誠意をもって、ビジネスオーナーとして返信することで、問題を解決すると、その人からの評価が上がるばかりではなく、そのやりとりを見た他の人にも良い印象を与える結果となります。


同じ理由で、自分のビジネスの良い評価をお客さんに頼んで書き込んでもらったり、自作自演するのはお勧めできません。その人がアクティブなレビュアーであれば構いませんが(だったら、もうレビューしてくれているはずですよね)、レビューが一件だけでそれがあなたのビジネスを絶賛するような内容だと、怪しすぎて逆に悪い印象を与えてしまいます。

yelpでのレビューは、ふだんお客さんからは直接聞く事が無い貴重な本音と考えて、面倒がらずに対応するべきです。最近の調査で、ネット利用者はそのビジネスのオフィシャルサイトにあるtestimonialよりも、reviewサイトの評価を信頼し参考するという結果が出ています。聞きたくない悪い評価でも、improveのチャンスと捉えて対応してゆくべきです。


そのためには、まずyelpに一件でもreviewのあるビジネスは、すぐに無料のビジネスアカウントを取得することを強くお勧めします。

August 23, 2009

サイトリニューアルの記録

mcl.jpg

随分久しぶりに、会社のウエブサイトのデザインを変更しました。

床屋の頭と一緒で、面倒くさがらずにいつもびしっとしておかなければいけないのですが、つい人のサイトばかりやっていて自分のサイトまで手が回らないという状態が2年近く続いていました。

どうせやるなら、これもやりたい、あれもやりたい、といろいろ構想だけは膨らむので余計手をつけるのが面倒になってくる悪循環です。

昨日は14ヶ月ぶりにこのブログを更新したので、勢いでサイトのリニュアーアルのやってしまうことにして、一気に仕上げました。週末の間に終わらせようと締め切りを決めたのが良かったのか、昨晩と今朝家族が寝ている間に大体形になったので、細部まで詰めるときっといつまでも終わらないので見切りをつけて先ほどアップロードしてしまいました。まだまだ、納得のいかない点が沢山ありますが、とりあえずリニューアルするという目的は達成。

で、作った手順を記録しておきます。

1.ラフデザイン
rough1.jpg

なんとなく頭に浮かんだデザインを、Macでデザインします。私の場合は、Adobe Fireworksというソフトを使って、色々なレイアウトや色合い、サイズの組み合わせ試してみます。この段階では、「絵」としてのデザインでコーディングの事は考えません。

2.パーツ作成
pen.jpg

ラフデザインの段階では、画像はアタリで素材集のサンプルなどを使用しますが、本番用のパーツの準備を始めます。今回は、ふだん愛用しているLAMYの万年筆をアクセントに使いたかったので、明るくなるのを待って外でデジカメで撮影して切り抜きました。ついでに、フッタ部分に使用するMOLESKINの手帳も撮影。

3. スライス作成
rough_slice.jpg

ラフデザインから、サイトのパーツとして使用できる部分を切り取って行きます。繰り返しパターンや、背景として使う部分のサイズを計算しながら、部分毎に画像ファイルを作成します。


4. CSSレイアウト
css.jpg

ラフデザインをCSSで実現するために、レイアウト構造を考えます。


5. CSS実装
css_check-1.jpg

CSSレイアウトを実際にコーディングして、各ブラウザで正しく表示されるかチェックします。この段階では、コンテンツや画像は使わずに、各ブロックに罫線と色をつけるだけのシンプルなHTML+CSSで試します。頭の中で「あーIE(インターネットエクスプローラ)なんて、氏ねばいいのに〜」と100回くらい唱えます。

6. コンテンツ流し込み
Dreamweaver.jpg

ここまでできたら後は単純作業です。各ページ毎のコンテンツを流し込み、動きが必要な部分にはjavascriptなどを入れて行きます。フッタやメニュー等各ページ共通の部分は別ファイルにして、同じファイルからSSIで読み込むようにします。こうすることにより、一カ所を更新すると全てに反映されるので間違いが少なくなります。

実際にはこの他に、キーワードの選定、出現頻度のチェック、SEO関連タグ埋め込み、アクセス解析ツールの埋め込み、文法チェック、などなど色々面倒な事があるのですが、ざっくりこんな感じです。多分、人によっていろいろなやり方があると思いますので、あくまで私の場合の例です。

August 22, 2009

シリコンバレーのデジタルデバイド

随分ブログの更新をさぼっていたのだけど、最近また書きたい事が溜まって来たので徐々に再開して行こうかと思っています。ブログを更新しなくなった時期とtwitterを始めた時期がほぼ同じで、ブログのテーマとしてまとまる前に頭に浮かんだことをそのままtweetしてしまうから、twitterを始めるとブログが更新されなくなる、という人は多いみたい。

で、そのtwitterなんだけど、最近では非ハイテク系の人にも随分使われるようになり、企業でもカスタマーサポートやコミュニケーションのツールとして使うところが増えていて、twitterはキャズムを超える(超えた)という見方も出て来ているようです。その一方では、セカンドライフやWeb2.0と同じように、新しい物好きな企業が踊らされているだけで、すぐに廃れるという人もいます。

最近、シリコンバレーにあるサニーベールという市の商工会議所で、ソーシャルメディアに関するセミナーをする機会があり、評判が良くマウンテンビューの商工会議所でもやらせて貰いました。といっても、最先端の技術について語ったというよりは、商工会議所の主なメンバーである、比較的年配で非ハイテクの商店主たちがターゲットで、いかにこれからソーシャルメディアを活用してゆくべきか、またはしなくてもよいか、という話が中心でした。

シリコンバレーと行っても、ちょっと前までは農園地帯だったので、当然ハイテク企業だけが存在するわけではなく、本屋もあれば花屋もあり、一歩オフィスを出れば普通の片田舎です。ところが、そこに暮らす人はハイテク企業に勤めるエンジニアが多いため、一般のビジネスに対してもどうしてもハイテクなサービスが期待されてしまいます。本はオンラインでオーダしてストアピックアップしたいし、レストランはオープンテーブルで検索したい、お店の最新情報はネットで見たいし、できれば自分のタイムラインにtweetして欲しい、というわけです。

こうした地域で、非ハイテク商店を持つおじちゃん、おばちゃん達は、Webサイトが必要といわれサイトを作り、ブログを書けといわれブログを始め、今度はtwitterだの、LinkedInだのと言われて正直辟易している人が多いようです。

こういう人たちにとって、新たに何かを覚えて、始めなければならない、という負担にはならずに、効果的にソーシャルメディアを使う方法があるか、というのがセミナーをやるにあたって自分に与えたテーマです。で、セミナーの後、色々な人と話て見えて来た各サービスの利用法などを少しずつブログに記録して行こうと思います。

(本当は、買物の途中たまたま見かけたこのトラックの写真を貼りたかっただけなんだけどね。「シリコンバレーではお弁当トラックまでソーシャルメディアで発信しています」という意味でこの写真を見せていたら、ある人に「フォロー使用にもアカウント名が書いてないじゃん」と鋭い突っ込みを入れられました。)

IMG_0705.jpg

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