Club Penguin
子供向けに用意された数あるネットコミュニティ型オンラインゲームの中でも、このクラブ・ペンギンはネットセイフティを重視し、アメリカのBBB(Better Business Bureau)からも Kid's Privacy Seal のお墨付きを得ている。 とは言っても、内容はお堅いものではなく、可愛いキャラクタ、キャラクタの着せ替え(アバタの作成)、アイテムの取引、チャット、ゲームなど子供がハマる要素が十分に含まれている。
クラブペンギンは会費で成り立っているため、うるさい広告も表示されない。 といっても、会費を払うとコミュニティ内に自分の家(Igloo)が持てるなどの特権が得られるが、払わなくてもチャットやゲームなど基本的な機能は十分に楽しめる仕組みになっている。

クラブペンギンでは、メンバー同士がコミュニケーションするためのチャットに、「Ultimate Safe Chat」と「Standard Safe Chat」の二通りを用意しており、年齢により登録時に選択できるようになっている。 Ultimate Safe Chatでは、「Hello」「How are you?」「Let's play game」などあらかじめ用意された選択肢のなかからセリフを選択して発言する方式で(左のスクリーンショットをクリックすると拡大します)、自分で自由な発言はできない。 他の相手についても、同じUltimate Safe Chatを選択しているメンバーの発言しかみることができない。 かなりの制限とも、感じられるが、実際にオンラインコミュニティで出会った人と交わす会話なんてたかが知れているし、年齢層が低いユーザには十分とも考えられる。
もう一つのStandard Safe Chatでは、ユーザはキーボードでタイプして自由に発言が可能だが、発言される内容についてはワードフィルタがかけられており、不適切な発言はできないようになっている。
それでも、コンピュータを使ってのフィルタリングには制限があるため、各チャットルームにはユーザに混じって、「モデレータ」とよばれるスタッフが常駐しており、いじめや不適切な発言、行為があると黙らされたり追い出される。 モデレータが気がつかなかった場合でも、子供が不快な発言を受けたり、いじめられたらすぐに、モデレータに言いつければ、チャットのログを確認して適切な処置をしてくれる仕組みだ。
また、一般メンバーでもボランティアで、「シークレットエージェント」となり、モデレータのアシスタントとして積極的に悪いペンギンをレポートする役割を与えられることがある。 シークレットエージェントに任命されると、専用のツールを与えられたり、スタッフ専用ルームへの入室が認められたりして、子供にも優越感を与えつつ、ネットの安全管理に協力させるといううまい仕組みだ。
こで紹介しているゲーム、サービスは全て自分のアカウントを作って、実際にプレイしてみているが、クラブペンギンは結構面白いし、小さなお子さんにも安心して進められる。 移り気なうちの娘たちも、かなり長期間にわたってプレイしているようだから、一ヶ月$5.95のメンバーシップを買ってあげちゃおうかな、なんて思わせるところが上手い。
