高坂悟郎:
(米)メディアクラフトLLC社長、二人の娘をアメリカ・カリフォルニアで育てながら、子供の教育、生活のなかでのインターネットのあり方について関心を持ち、その実態や環境についての情報を集めています。 連絡先:
kosaka (アットマーク)mediacraftlabs.com

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ハイテクカンニング対策に追われる学校

Schools fight cheaters who use tech tools
マーキュリーニュースにこんな記事がありました。

最近はEメールを使って宿題を手分けして片付け、一晩のうちに複数の生徒どうして回答をやりとりし、自分なりのアレンジを加えて完成させる生徒グループが増えている。 生徒たちはこれを「コラボレーション」と呼ぶ。

一方学校側もこれまでは過去レポを多少編集して作成されたレポートなどを見分けるすべが無かったが、現在はハイテクの恩恵を受け、生徒のレポートをデータベース上の6万件以上のレポートとWeb上の膨大な文献と比較、マッチングを行い、定められた割合以上の類似性が認められると「パクリ」判定を下ろすという民間のサービス Turnitin.com を利用する学校が急増している。

オークランドに本拠地を置く Turnitin社のこのサービスを利用する高校は現在全米で4000校を超え、学期末テストシーズンには全米から6万件のレポートが「パクリチェック」に送られてくるという。 同社によると、そのうち3割以上はレポートの4分の1がすでに存在する文献や過去レポートとそっくりという、「パクリ疑惑」がかけられる。

同サービスの利用料金は、生徒一人当たり年間80セントというから、一般的な高校では年間1300ドル程度になる。

インターネットを利用し、情報を検索、交換する技術に長けている現在の若者たち、悪意は無いのかと聞かれると、「学校の宿題が多すぎてとても真面目に全部こなすことは出来ない。 ネットを利用して効率化するしかない。」と答える。

たしかに、オリジナリティのあるレポートを沢山かくことも大事ですが、ネットから必要な情報を集め、より分け、再構築するという技術はより実社会で役に立つスキルかもしれません。

同じレポートでは、こうした過去レポ問題以外に、試験中に iPod や携帯電話を利用して答えをカンニングする生徒が増えておりこうしたハイテク機器の持ち込みに対する規制を強める学校が増えていることについても触れられていました。

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